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〈目次〉【香港・旅の報告】
香港のタイガーバームガーデンは今(1) 夕闇迫るガーデンに潜入
香港のタイガーバームガーデンは今(2) ガーデンへの道順
香港のタイガーバームガーデンは今(3) 写真ギャラリー
香港のタイガーバームガーデンは今(4) 超VIPなサイコガンダム級の眺望
今回香港を訪問するにあたり、25年前に見たタイガーバームガーデン(tiger balm garden/虎豹別墅)に行ってみたいと思った。しかしググると、すでに20世紀末で閉鎖されていた。

Wikiによると、25年前に見た庭園も実は既に全盛期ほどではなく、オーナーの胡文虎が1954年に死亡して以降、敷地は少しずつ切り売りされて高層マンション等に作り変えられていたとか。

手元には写真が数枚残っているだけで全体像が全くつかめないが、とりあえず香港へ飛んだら跡地へ行ってみる事にした。当時はフィルムカメラ時代だったので、写真があまり撮れなかったようで2〜3枚しか残っておらず、訪問時の記憶もほとんどない。

道に迷って、現地に到着する頃にはもう真っ暗だった

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さて、香港滞在3日目に実際現地に行ってみると、スマホでグーグルマップ見ながら歩いてるのにもかかわらず、結構道に迷ってしまい、近くまで行った頃には時計はもう日没の6時半を回ってかなり暗くなっていた。
グーグルマップとスマホ(iPhone)のGPSのマッチングの精度が悪く、何度も道を行き過ぎては戻ったせいだ。そしてついに近くまで来たのに歩道は高めのガードレール(もうほとんどフェンスと呼んでいい高さ)で閉ざされていて横断歩道もないので、ちょっと遠くの横断歩道まで戻ったりしなければならず、かなりの時間ロス。薄暗い上に見通しも悪いのでガードレールを乗り越えてまで道路を横切る気にはなれなかった。そしてやっとタイガーバームガーデンのバス停前に着いた頃にはもう真っ暗だった。
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真っ暗でホラー映画のような状態に

小さなバスロータリーみたいなのがあり、横に洋館が立っている(上の2枚の写真がそれ)。 当初の想像では外から山の斜面に広がるガーデンが見える予定だったのだが、実際はだいぶ違った。ロータリーの奥には木がぼうぼうに生えていて完全に廃墟と化し、先は全く見えない。
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実は入口はここではなく、50mほど横にあった

帰国後にストリートビューを見て、実はこのロータリーの奥には入口はなく、洋館の右横の小道を公道沿いに登っていくと正門があることがわかった。今回撮影した写真を見ても洋館と歩行者信号の間に緩い登りの坂道の歩道とフェンスがある事がわかる。ここをちょっと登っていけば正門に着いたのだ。もう真っ暗だったから正門の存在に気がつかず帰ってきたが、昼間だったら正門の前まで行って中を覗く事くらいはできたんだなぁ、とちょっと悔やまれる。

しかしその洋館の写真を再びよくよく見ると背後には高層マンションが建っていて、ここが方角的には正門の中に当たるので、実はもう当時のガーデンの残骸は洋館と正門以外は何も残っていないのかもしれない。

25年前のかすかな記憶を辿ると、バスロータリーに一旦バスが止まって観光客を降ろしていた気がする。しかしバスがジャンジャン後から後から来るので、バスは客を降ろしたらすぐにちょっと先の公道に移動して路駐しながら客の帰りを待っていたと思う。

ストリートビューで最近の正門の様子が見れる

下の写真はストリートビューにあった正門のカットだ(2009年撮影)。多分いまでもこのままだろう。
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当時の園内マップをググれどヒットせず。なんとか全体像を探る

タイガーバームガーデンの当時の全体像が知りたい。ググればなんでも見つかりそうな時代だが、当時の園内マップを検索してもでてこなかった(※その後発見しました!パート4で紹介しています)。しかしストリートビューにリンクされていた写真からなんとなく全体像が垣間見えた。以下の絵葉書が全体像。センターの下にある塀をくり抜いたアーチが正門だ。左下に見えるのが洋館だと思い込んでいた部分で全体は繋がっていた(洋館からも中に入れて、お土産品を売っていたと思う。)。
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正門をくぐったら、現在は以下のように奥がマンションになっているが、当時はその次の写真のように派手派手な世界が広がっていた。
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以下が当時の様子。正門をくぐるとこのような世界が広がった。
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以下は1971年6月の写真。当時はまだマンションもなく、山と空が見える。
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ちなみにここで正門を振り返ると、結構地味な城壁。左右の城壁の上は噴水がある庭園になっている。
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この通路を通り過ぎると、以下のドラゴンウォールに突き当たる。
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1枚目の全体写真を見ると、ガーデン自体はそれほど広くないような印象がある。もちろん個人の別荘だった事を考えれば十分広いとも言えるが、テーマパークとしてはコンパクトだ。一番遠い場所にあるのは、全体写真のセンターのやや左上に見える四重の塔だろう。以下がその拡大写真。
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なんとなく当時の全体像が見えて、やっと満足出来る結果となった。これでタイガーバームガーデンのネット調査は終了とする(1年後に再調査して、パート4で全貌を明らかにしました。見てね!)。
ネットで検索すると、現在は正門をくぐった奥には以下の洋館だけが建っているっぽい。もしかしたら昼間に行ったらここには入れるのかもしれない。
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全盛期のタイガーバームガーデンをネットの動画で再確認

 
Youtubeで結構古めの動画が見つかった。アジアの歴史アーカイブサイト「Asian Historical Architecture」に写真も見つかった。

豚骨ラーメン屋「ラーナン来」で晩飯を食う

さて、もう真っ暗になり、この後はビクトリアピークの夜景を見る予定だが、腹が減ったのでタイガーバームガーデンの山を降りた麓にある豚骨ラーメン屋「ラーナン来」で豚骨ラーメンを食った。天后駅へ歩いて戻る中間地点にある。味は普通の豚骨ラーメンで、美味かった。トッピングで置いてある辛子高菜はちょっと日本とは味が違った。
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店長が日本で修行したと言っていたが、ラーメンではなくラーナンなのはなぜか(笑)。25年前も「エロリ本」とか間違ったカタカナの看板が溢れていたので、古き良き香港を思い出させる。別の記事で同店の全メニューを一挙公開!!
〈関連記事〉2016年1月4日
日本で修行した香港の豚骨ラーメン店「ラーナン来」で夕食を
http://sightseeing.blog.jp/archives/68274197.html

近所の蓮花宮にも立ち寄る

ついでにラーメン屋の近くの「蓮花宮」にも寄ってみたが、すでに5時で閉館していた。かなりコンパクトな建物だった。すぐ左横にちょっとした公園がありそこは24時間開いていた(ただの公園)。
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さて、次はいよいよ夜のビクトリアピークへ登る。
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